離島の利を生かしたテレビ会議システムの活用について

抄録

本校は日本列島から遠く離れた小島に位置している。そういう離島に位置している欠点を利点に変えるべく，県外中学校との交流授業を実践してきた。数学において地域素材を課題に扱い，県外校に取り組んでもらえることで島の興味や関心，良さを相手に気づかせることができた。理科や社会では学習の目標やねらいに関して，お互いの地域の特性や文化などを交流させお互いの違いや共通点などに気づきそこから新しい学びに発展させることができた。英語においては本市のALTの先生が常駐でないということから，テレビ会議システム（skype）を利用し，他国の元ALTの方々につなぐことで生徒のネイティブ会話の実践確保を行うことができた。