心電図
Online ISSN : 1884-2437
Print ISSN : 0285-1660
ISSN-L : 0285-1660
小児心電図診断基準作成のためのIBMパートナーシッププログラム
大国 真彦草川 三治森 忠三早川 国男本田 悳保崎 純郎北田 実男山内 邦昭伊藤 昭治
著者情報
ジャーナル フリー

1983 年 3 巻 2 号 p. 211-214

詳細
抄録
小児心電図心室肥大基準については幾つかの提案があり, 著者らも発表している。しかし最近わが国の小児の体位が著しく向上し, その結果波高値に変化を生じてきたので, 3~18歳の健康小児3136例につきIBM5880心電図記録分析システムを用いて心電図を解析し, IBM, S/370により統計解析を行った。
70以上の項目について平均値およびパーセンタイル値を算出したが, とくに注目されたのは左側胸部誘導におけるR波高値の性差で, 12歳~18歳の若年者では男子が女子よりも高電位差をまし, 統計的に有意であった。このことは小児の心室肥大判定に当り, 性差を考慮する必要性を示すものと考えられた。
著者関連情報
© 一般社団法人日本不整脈心電学会
前の記事 次の記事
feedback
Top