環境感染
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中心静脈栄養法における感染防止のための輸液用フィルター, 並びにカテーテル刺入部の管理方法
鈴井 勝也, 石川 周, 品川 長夫, 由良 二郎
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1989 年 4 巻 2 号 p. 11-17

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抄録
経中心静脈高カロリー輸液管理における感染予防対策として, 輸液用フィルターの効果, カテーテル刺入部の管理方法, カテーテル刺入部に使用したポビドンヨードゲルの効果について検討した. 輸液用フィルターの培養成績ではボトル側で25.8%に菌を検出したが, 患者側では2%前後に減少し輸液用フィルターの除菌効果が認められた. フィルターよりの分離菌種は真菌, グラム陽性球菌が大半を占めた. 三方活栓よりの薬液の注入の回数と菌検出率の間には著明な関係は認めなかった. また抗生物質の使用により菌検出率の低下も認めなかった. カテーテル先端培養では42例中3例 (7.1%) に菌を検出し, この中で2例が菌血症様の症状を示した. カテーテル刺入部皮膚の培養では18%に菌を検出しグラム陽性球菌, 真菌がその多くを占めた. カテーテル刺入部に用いたポビドンヨードゲルの濃度測定では, その色調が薄くなるにしたがって残存濃度が低下し, 菌検出率が上昇していた. 我々の施設での経中心静脈高カロリー輸液施行法によるCatheter Sepsis Frequency Indexは1.09ときわめて良好な成績を示した.
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© 日本環境感染学会
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