環境感染
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日常手洗いにおける各種消毒剤の除菌効果
山添 喜久雄, 岩井 紀代身, 安田 公夫, 水上 勇三, 渡辺 邦友, 上野 一恵
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キーワード: 手指消毒剤, 除菌効果
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1989 年 4 巻 2 号 p. 19-23

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抄録
日常手指消毒剤として当院で繁用されているイルガサンDP300含有薬用石けん (グリンス®) と, 各種の薬剤との消毒効果の比較を目的として, 各種消毒剤の単回手洗い後の除菌効果と, 看護業務中に作業と手洗いを順次繰り返した場合の効果について検討した. 単回手洗いの検討ではグルコン酸クロルヘキシジンのべースン法 (ヒビテン®) やスクラブ法 (ヒビスクラブ®), また塩化ベンザルコニウムアルコールのラビング法 (ウェルパス®) に良好な除菌効果が認められた. グリンス®では被験者間で効果のバラツキがあった. 作業と手洗いを繰り返した検討では, ヒビスクラブ®に除菌効果の持続性が認められた. ウェルパス®やグリンス®には効果の持続性は観察されず, この2剤の手洗い後の細菌数はほほ同様であった. 臨床現場で消毒剤の評価を試みた結果, 使用感に問題点はあるがヒビスクラブ®に高い有用性が認められ, グリンス®はウエルパス®とほぼ同等の除菌効果を有し使用感の良い薬剤であった.
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© 日本環境感染学会
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