日本臨床救急医学会雑誌
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超急性期から身体障害者手帳の取得を目指して
―第1報:フローチャートの作成―
中谷 安寿井寺 亜季沖 英理加藤田 真理子瀬尾 恵子
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2016 年 19 巻 6 号 p. 748-752

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抄録

身体障害者手帳は役所への申請から交付まで約2カ月かかり,その間の受給は制限される。永久的ストーマを造設した患者が手帳取得の手続きを進めることは重要であるが,これまで救急領域において身体障害者手帳の取得については着目されてこなかった。今回,ストーマ造設に至った患者とその家族の金銭的・身体的負担軽減を目的に,身体障害者手帳申請フローチャートを作成し,実際に活用したケースについて検討した。フローチャートは,近隣4市の市役所から手帳申請に関する情報を収集して作成した。結果,以前はほとんど申請をすることがなかったが,死亡退院を除く3名中3名の申請が可能となった。ストーマ造設術後1日目からフローチャートを使用し,申請までの期間は10±5日間であった。フローチャートは,医療者にとって共通認識ができるツールとなり,患者やその家族にとっては情報提供のツールとして機能し得ると考えられた。

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© 2016 日本臨床救急医学会
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