魚病研究
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短報
カワハギのβ溶血性レンサ球菌症に対する市販ヒラメ用ワクチンの有効性
石井 佑治山田 敏之杉原 志貴高見 生雄菅 向志郎金井 欣也
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2013 年 48 巻 1 号 p. 29-31

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抄録
 市販ヒラメ用β溶血性レンサ球菌症ワクチンがカワハギのS. iniae感染症に有効か否かを検討した。まず,攻撃方法を決定するためにカワハギ由来のS. iniaeを用いて人為感染試験を行った。その結果,筋肉接種法では 102 CFU/100 g 魚体重の攻撃菌数で死亡率は90%となった。一方,浸漬法では攻撃菌数108 CFU/mL,浸漬時間30分間でも死亡率は60%にとどまった。ワクチンの有効性試験では常用量およびその 1/10 量による免疫で有効性が確認された。常用量で免疫し,2 週間,1 か月,3 か月および 7 か月後に攻撃試験を行って予防効果を調べたところ,どの時点でも有効率(RPS)は80%以上であった。以上の結果から,ヒラメβ溶血性レンサ球菌症不活化ワクチンはカワハギのS. iniae感染症に有効であり,免疫効果が長期間持続することが示された。
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© 2013 日本魚病学会
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