宮崎大学農学部
三重大学水産学部
香川県水産試験場
1979 年 13 巻 4 号 p. 183-187
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1. 1974,1975,1976年に香川水産試験場でトラフグの種苗生産過程に, 魚体の痩削を示す疾病が多発し, これらを病理組織学的に検討した。2. その結果,この疾病は躯幹筋線維の著しい退行化と各種組織および臓器への脂原性色素の出現を特徴とする栄養性ミオパチー症と診断され, コイの糖尿病性背コケ病とは病理組織学的に相違していることがわかった。3. その原因には投餌していた冷凍イカナゴ等に由来する過酸化脂質が考えられた。
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