Department of Fisheries, Faculty of Agriculture, Miyazaki University
Department of Fisheries, Faculty of Agriculture, University of Tokyo
Fisheries Experimental Station of Shiga Prefecture
1984 年 19 巻 3 号 p. 181-185
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Vibrio anguillarumのアユに対する浸せきワクチンにおいて, 防御免疫を誘発する抗原の最小単位はリポ多糖体と考えられた。浸せきワクチン後も血清中の凝集抗体価の上昇およびタンパク質の溶出パターンに変動は認められなかった。浸せきワクチン処理魚あるいは非ワクチン処理魚の血清をアユに接種し受動免疫を試み, その直後に攻撃試験を行い防御免疫能を比較したところ, 両区において差はほとんど認められなかった。