魚病研究
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プラック定量法の精度: EVE-RTC-2細胞系とIHNV-RTG-2細胞系について
岡本 信明白倉 俊也佐野 徳夫
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1985 年 19 巻 4 号 p. 225-230

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抄録
 EVE(IPNV, Group III)とIHNVのRGT-2細胞系でのプラック定量の精度について検討した。 本研究では, これらのウイルス細胞系で, 1) プラックの特異性, 2) プラック数の直線性, 3) ウイルス材料の接種容量とプラック形成率との関係, 4) プラック形成の再現性, が確かめられ, その精度についても明らかにされた。また, 寒天重層の寒天濃度及び培養日数とプラック数及びプラック径との関係についても明らかにされた。
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© 日本魚病学会
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