魚病研究
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韓国で魚から分離されたビルナウイルスの生化学的ならびに血清学的性状
R. P. HEDRICKW. D. EATONJ. L. FRYERY. C. HAHJ. W. PARKS. W. HONG
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1985 年 20 巻 4 号 p. 463-468

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抄録

 韓国で魚から分離された4株のウイルスについて生化学的および血清学的性状を調べた。うち3株は シロ ザケ, 1株はキンギョから分離されたものである。4株とも IPN ウイルスの VR-229 株に極めて近縁であることが分かった。また 35S-メチオニンでラベルしたビリオンポリペプチドの免疫沈降反応は, とくにこれを血清学的性状およびゲノム・セグメント分析で補った場合, ウイルスの性状を調べる迅速かつ特異性の高い方法であることが分かった。

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© 日本魚病学会
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