魚病研究
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台湾の養殖エビにおけるウイルス病その他の主要疾病
D. V. LIGHTNERR. P. HEDRICKJ. L. FRYERS. N. CHENI. C. LIAOG. H. KOU
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1987 年 22 巻 3 号 p. 127-140

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抄録
 1986年3月台湾南部の8つのウシエビ養殖場において調査を実施した。うち2場では他種のエビが混養されており, それらも調査対象とした。MBV(バキュロウイルス)は7場のウシエビと調査した1場のクマエビから検出され, 本調査における最も主要な病原体であった。また, 藍藻が産生する腸毒素に起因すると思われる血球性腸炎(HE)が5場で観察された。その他, ウイルス性の伝染性皮下・造血器壊死症(IHHN), 突発性び慢性炎症(II), リンパ器官肥大, などが認められた。
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