魚病研究
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血管内吸虫Paradeontacylixに起因する輸入カンパチの大量斃死
小川 和夫福留 己樹夫
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1994 年 29 巻 4 号 p. 265-269

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抄録
 1993年5月, 鹿児島県で中国海南島から輸入したカンパチ稚魚が大量斃死した. 6月にはほぼ終息したが, 累積斃死率は80%を越える場合もあった. 病魚は口や鰓蓋を開けて斃死するのが特徴であった. 解剖の結果, 鰓に大量の虫卵が集積していて, 入鰓動脈や心臓などからParadeontacylix grandispinusとP. kampachiが回収された. 病魚全てに共通する病原体は, 他に認められなかったので, 斃死原因を血管内吸虫の感染と診断した. 中国で既に感染していたかどうかの特定はできなかった.
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© 日本魚病学会
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