魚病研究
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ギンザケの血漿化学成分, 鰓および腎臓のATP関連化合物およびNa+-K+ATPase 活性に及ぼす強制失血性貧血の影響
舞田 正志潮 秀樹岡本 信明
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1996 年 31 巻 4 号 p. 237-238

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抄録

 予め魚体重の約2%量の血液を採取し, 強制的に貧血を起こしたギンザケを10℃で14日間飼育し血漿成分を中心とする生理パラメーターの変化を調べた。貧血魚は, 対照魚に比べて血漿中のリン脂質, 総コレステロール, 遊離コレステロールおよび Al-P が有意に(P<0.01)低かった。また, 鰓と腎臓の ATP 関連化合物量も有意に低かったが, Na+-K+ ATPase 活性には差がなかった。

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© 日本魚病学会
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