抄録
三ヵ所のウシエビ計66尾を対象に, WSBV の存在を確かめるための核酸プローブを用いたドットブロット法を in situ ハイブリダイゼーションおよび2段階 PCR と比較した。 後2者の結果はよく一致した。 少数の偽陰性を除き, 鰓, 腹脚, 眼柄, 血リンパの組織磨砕液あるいは組織由来 DNA を用いたドットブロット法でも同一結果が得られた。 4時間程度で実施可能な迅速法を確立し, 眼柄組織磨砕液を用いた本法が, 野外での WABV の検出および親エビの選別に適した方法であるとの結論を得た。