Department of Aquatic Biosciences, Tokyo University of Fisheries
Oita Institute of Marine and Fisheries Science
1999 年 34 巻 2 号 p. 53-57
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ブリレンサ球菌症の病態生理学的変化を診断する指標として, クレアチンキナーゼ(CK)アイソザイムの応用を検討した。正常なブリの脳, 心臓および腸では CK-BB が検出されたが, 他の臓器と血漿では検出されなかった。自然感染魚および実験感染魚の血漿中では, CK-BB に加えて病魚特異的に CK-SP も検出された。この結果により CK アイソザイムがブリレンサ球菌症の病態生理学的変化を診断するのに有用であることが示唆された。
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