魚病研究
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Edwardsiella tarda の37 kDa 主要外膜タンパク質の抗原性状と感染防御における役割
〓 小林川合 研児
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1999 年 34 巻 2 号 p. 59-64

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抄録
 E.tarda EF-1 株の37 kDa 主要外膜タンパク質は糖タンパク質で, 耐熱高原性を示した。ウナギ抗血清を用いた交差凝集および交差吸収凝集反応の結果, 本抗原中には O 血清型が異なる株との間で共通な部分と特異的な部分が認められた。本抗原で免疫したウナギは同一株の実験的感染に対して抵抗性を示し, さらに, 異なる血清型株の抗原で免疫した場合にも交差感染防御性が認められた。したがって, 本抗原は感染防御抗原の一つであり, 異なる血清型の株に共通して存在すると考えられる。
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© 日本魚病学会
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