魚病研究
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ConA/PMAあるいはLPSで刺激したヒラメ腎臓細胞で発現する遺伝子の解析
Nur Rahmawaty Arma廣野 育生青木 宙
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2004 年 39 巻 4 号 p. 189-196

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抄録

 ヒラメの免疫応答の基礎的知見を得るために, ConA/PMAを解析した。合計752クローンを解析したところ, 109クローンが免疫に関連するものであった。魚類の免疫関連遺伝子として初めてクローン化できたものはNK-lysin, パーホリン, 補体C1q, DC9, CD63, CD82, ISGF-3, IP-30, G-CSF, equistain, TLS-CHOP, fasリガンドおよびCARD4であった。刺激の違いにより, 発現してくる免疫関連遺伝子に違いがみられた。

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© 日本魚病学会
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