Miyazaki Prefectural Fisheries Experimental Station
Instituto de Acuicultura de Torre de la Sal (CSIC)
Department of Aquatic Bioscience, Graduate School of Agricultural and Life Sciences, The University of Tokyo
2005 年 40 巻 4 号 p. 175-180
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陸上養殖ヒラメに粘液胞子虫性やせ病が発生した。病魚は腹部膨満や脱腸, また頭骨が張り出すほど極度のやせ症状を呈した。病理組織検査により, 腸管上皮組織内に粘液胞子虫の栄養体が多数観察された。寄生虫の形態観察および遺伝子解析から, 原因粘液胞子虫はトラフグのやせ病原因虫の1種Enteromyxum leeiに同定された。さらに病魚の腸管を経口投与することで, ヒラメからヒラメ, ヒラメからトラフグへの実験感染が成立した。
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