家族性腫瘍
Online ISSN : 2189-6674
Print ISSN : 1346-1052
特集:遺伝性腫瘍診療を支えるFCC 人材の現状と課題
家族性腫瘍コーディネーター・家族性腫瘍カウンセラー(FCC)であることの意義と遺伝性腫瘍診療における今後の課題
植木 有紗
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ジャーナル オープンアクセス

2018 年 18 巻 2 号 p. 22-26

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抄録

家族性腫瘍学会は2012 年よりFCC 制度を設けている. 遺伝性腫瘍診療における家族性腫瘍カウンセラー(FCC)の役割は, 「家族性腫瘍に関する知識の普及と医療活動の向上および教育に貢献する人材の育成と研鑽」と謳われており, 臨床遺伝専門医あるいは認定遺伝カウンセラー有資格者の遺伝性腫瘍診療における専門性を担保する称号であることが理想と考える. 今回, 新たに求められる遺伝性腫瘍診療におけるFCC の役割について,自験例を踏まえて考察した.

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© 2018 The Japanese Society for Familial Tumors
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