抄録
家族性大腸腺腫症患者に対するがん予防試験(JapanFamilial Adenomatous Polyposis Prevention Study J-FAPP Study)を紹介した. 本試験は全員に食事および運動の生活指涵を行った上で, 小麦ふすまビスケット, 緑茶 抽出物が, 大腸腫揚の発生や増殖を抑制するか否かを、 多施設二重盲検無作為割付臨床試験により評価する. 目標 症例数は300 f列である. 主エンドポイントは、 エントリー前に対する2年目の大腸腫瘍の変化とする. 2000年9月よりエントリ一を開始, 2004年3月に終了の予定である.