消化器集団検診
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胃十二指腸疾患と血清ペプシノゲン値との関連
人間ドックにおける検討
西条 旨子中川 秀昭森河 裕子田畑 正司三浦 克之大野 清美増田 千春七沢 洋奥田 洽爾
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1999 年 37 巻 4 号 p. 423-426

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抄録
ペプシノゲン (PG) 法による胃癌スクリーニング時の他疾患の影響を検討するため, 人間ドック受診者1,187名 (男935名, 女252名) 全員に胃内視鏡を実施し, その胃十二指腸所見と血清PG陽性 (PG I 70μg/l以下かつPG I/II比3.0以下) との関連について性年齢別に検討した。その結果, 男では胃ポリープと化生性胃炎のある者のPG陽性率は無所見者に比べ有意に高く, PG法によりスクリーニングされる確率が高いことが示唆された。しかし, 50歳未満の男では十二指腸潰瘍やびらん性胃炎, いぼ状胃炎のある者のPG陽性率は低かった。
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© 日本消化器がん検診学会
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