日本消化器集団検診学会雑誌
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高濃度バリウム・二重造影単独撮影法による胃集検効率化の可能性(第2報)
丹野 律子仲野 悦徳鈴木 康雄松浦 邦彦
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2003 年 41 巻 5 号 p. 459-467

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抄録
当センターの施設検診では平成12年3月より高濃度バリウムを使用した二重造影撮影法 (新撮影法) を行っている。しかし新撮影法導入1年目には要精検者率が低下して陽性反応的中度と早期がん比率が向上したが, がんの発見率には変化が見られなかった (既報)。そこで今回, 胃集検精度のさらなる向上を目的として, 撮影時に技師がバリウム付着の確認を行い, さらに読影では良悪性の質的診断を可能な限り行った結果, 要精検者率は6.24%とさらに低下して, がん発見率0.28%, 陽性反応的中度 5.48%と, それぞれ従来法の1.75倍, 2.9倍となった。さらに逐年検診発見がんの検討では, 新撮影法での早期がん率は90.9%でその半数以上が深達度mであった。新撮影法では撮影と読影に改良を加えることによつて, 胃集検精度をさらに向上させる可能性が示唆された。
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