抄録
当科で手術を施行した卵巣腫瘍合併妊娠20例について、開腹手術、Mini-laparotomy、腹腔鏡下手術の3群に分けて、その治療成績を評価し、手術侵襲について検討した。手術時間、術後疹痛、排ガス・排便までの時間、術後初回歩行までの時間、術後子宮収縮抑制剤の点滴による投与期間及び入院期間を指標として比較した。又手術週数を検討し、腹腔鏡下手術を施行するのに最適な時期について考察した。
術後初回歩行までの時間及び入院期間において腹腔鏡下手術で短縮されており、腹腔鏡下手術の低侵襲性が確認された。手術時期については症例数が少ないためか明確なラインは認められなかった。