抄録
近年普及が進むデジタルサイネージの画面デザインに着目し,画面切り替えの効果について評価を試みた.デジタルサイネージでは,複数のページを切り替えて情報を表示する例が見られるが,これまで切り替えの効果について十分に評価されていなかった.本研究では,画面切り替えを持つデジタルサイネージの画面デザインを対象とした評価実験を行った.一対比較法を用いた感性評価手法により,画面切り替えのパターンの違いによる見やすさを評価した.また,眼球運動測定法により画面切り替え時の視線の動きを測定した.これらの実験結果から,横書きに情報を表示するデジタルサイネージの場合において,ページを横方向から挿入する画面切り替えが見やすさの点で最も適切であることが分かった.