2006 年 37 巻 p. 165-189
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大熊信行は,戦時期,配分原理を軸とした総力戦理論を展開した思想家である.本稿では,当時,大日本言論報国会の理事を務めた大熊の戦時期の言動の一端を検討した.しかし,彼は大日本言論報国会の機関誌である『言論報国』に論文を寄稿することはなかった.戦時期の大熊は,京都学派や海軍と結びついて言論活動を継続していた.大熊の言論活動における大日本言論報国会に拠る人びととの抗争の一部をあきらかにするために,主として雑誌『公論』掲載の記事・論稿を分析した.
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