九州大学大学院数理学府
九州大学大学院数理学研究院
2007 年 17 巻 4 号 p. 469-479
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エルミート型三角形3次要素は偏微分係数の自由度を含み,各要素上で3次多項式を再現する.一方,ディリクレ境界条件を含む問題では境界上の偏微分値が与えられないので,この要素を直接用いることはできない.本論文では変形エルミート要素を作成し,境界と交わるエルミート要素をこの要素で置き換えてディリクレ境界条件を容易に取り扱えるようにする.ポアソン問題にこの手法を適用し,最良事前誤差評価と数値計算結果を示す.
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