大阪工業大学情報科学部情報システム学科
2009 年 19 巻 2 号 p. 159-168
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
小選挙区選出衆議院議員定数300人は47都道府県間で配分される.各都道府県の議員1人当たり人口は大きなばらつきを持ち,投票価値はかなり不平等になっている.この不平等さを合理的に測るものとして,格差(議員1人当たり人口の最大値と最小値の比)が長く用いられている.本論文ではこの評価基準が人口比例の原則に則していないことを明らかにする.また,1人別枠方式も人口比例の観点から妥当でないことを示す.
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら