埼玉大学教育学部数学教室
2016 年 26 巻 2 号 p. 213-252
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概要. 本研究では,ガン細胞に対する免疫応答を記述する環境依存型モデルを扱う.このモデルでは,腫瘍免疫学において指摘されている免疫能の飽和性と呼ばれる限界値があることを理論的に説明することができる.またエフェクター群の免疫作用によりガンが局所的に駆逐される様子に対応する局所消滅性を示すことができる.さらにモデル論的立場から生存性および共存性に関する結果について考察する.
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