農業土木学会論文集
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人工生命による最適値探索手法と斜面安定解析における最小安全率同定への適用
秋葉 正一菊池 祥一加納 陽輔
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2005 年 2005 巻 240 号 p. 549-557

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抄録

本研究の目的は, 農業土木や社会基盤整備分野の計画・設計・施工・管理に関わる最適化問題において, 人工生命 (AL) による最適値探索手法の有用性を検討することである・そこで・本論文では乱による最適値探索手法を示し・その有用性を数値実験により検討した結果について述べる.最適化問題の例としては斜面安定解析における最小安全率同定問題を取り上げた.この問題にALを適用した場合の探索効果について, GA手法や市販F解析ソフトで用いられている手法等による同定結果と比較検討した.その結果, ALは, GA手法と比較して収束性あるいは最適値探索効果が格段に優れているととが確認された.特に探索結果に対する操作パラメータの依存度が低いことから, 最適化問題の違いによらずに適用することが十分に期待できることを示した.

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© 社団法人 農業農村工学会
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