抄録
異なる4つの温度条件下(8, 15, 20, 25度C)において、琵琶湖産アナンデー ルヨコエビの呼吸速度と排出速度を測定した。アナンデールヨコエビは、琵琶湖では15度C以下の水温域に生息しており、20度C以上に移すと高い割合で死亡 するが、9時間の馴化の後には少なくとも24時間は生存した。呼吸速度および 窒素の排出速度は、ともに水温の上昇に伴って増加する傾向を示した。一方、 リンの排出速度にはこのような水温依存性がみられない。また、これら代謝速度は季節的に大きく異なったが、これは体サイズに依存していた。