日本図書館情報学会誌
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論文
ブックスタートの実態調査と効果的な実施方法についての検討
中村 仁美南部 志緒
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ジャーナル オープンアクセス

2007 年 53 巻 2 号 p. 75-89

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抄録
本研究の目的はブックスタートの概要を把握すること,ブックスタートや乳幼児と読書に対する担当職員の考え方を明らかにすること,先進的な取り組みをしている自治体での実施方法を明らかにすることの3点である。研究1の調査対象は,2003年8月時点で,関東でブックスタートを実施している69の自治体であり,実際に回答を得られたのは58自治体であった。研究2の調査対象は,研究1で回答を得た58自治体から,A町,B区,C市,D市の計4ヶ所に決定した。両研究から,ブックスタートの実施において,丁寧な説明や,図書館のPR,会場環境の整備,実施の時間帯を考慮することが,より効果的な実践方法であるという示唆が得られた。今後は,本研究の知見を踏まえて,ブックスタートのより充実した実践方法を検討し,その効果についても実証的に検討していくことが望まれる。
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