分子科学研究所 生命・錯体分子科学研究領域 生体分子情報研究部門
2016 年 36 巻 4 号 p. 460-465
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オプトジェネティクス(光遺伝学)は,チャネルロドプシンの遺伝子を神経細胞に導入することで,光依存的に活動電位を発生させる技術をさきがけとして急速に発展してきた.チャネルロドプシンなどの微生物型ロドプシンが動作する分子機構の解明は,遺伝子工学による機能改変の指針を与える.本稿では,微生物型ロドプシンの光応答機構を解明するのに有力な手法である光誘起赤外差分光法について解説する.
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