日本レーザー医学会誌
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光線力学的療法における高い治療効果と弱い光副作用の両立を目指した刺激応答性光増感剤の開発
堀内 宏明
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論文ID: jslsm-41_0033

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抄録

光線力学的療法は低侵襲なガン治療法として期待されている.この長所を伸ばすための方法論の一つに,活性制御型の光増感剤が注目されてきている.この光増感剤は正常組織中に存在しているときには,光活性を示さない(OFF)状態であるのに対し,腫瘍組織に分布すると光活性を示す(ON)状態にスイッチングする.本総説では,低pHや超音波に応答してOFF状態からON状態にスイッチングする光増感剤について紹介する.

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