昭和医学会雑誌
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血清分離器
村井 春雄
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1939 年 1 巻 2 号 p. 82-84

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抄録
血清分離を行ふ容器々雙球状になせるに, 單管状容器に比し甚だ分離状態良く且探取に極めて便利なるを知れり.容器の形状球形に近き程其の成績頗る良し.且又血液量球の中央に到れる揚合最も分離し易く, 底面に淺くある場合より分離せる血清量多きか如し.採血後暫時室温に放置せる場合と直に冷暗處中に藏せる楊合とを比較せるに前者の方少しく共の量多きが如く見ゆれども大差なく, 寧ろ後者の方清麗にして試むべき法なり.血清採取の時期は放置後24時間にして清透なるは直に探取, 清濁々談ぜず量的必要ある場合は少しく温度を與へて後採取せろ方徳用なり.人間より採取せる時期は食後最も惡しく中間時最も良效なるが如く感ぜらる.
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