胃平滑筋肉腫の2症例

楠本 盛一; 生田目 公夫; 宮山 信三; 幕内 幹男; 浅川 清人; 高原 和享; 李 健次; 福本 泰知; 坂本 道男; 渡辺 糺; 鈴木 快輔

doi:10.14930/jsma1939.46.885

胃平滑筋肉腫の2症例

楠本盛一, 生田目公夫, 宮山信三, 幕内幹男, 浅川清人, 高原和享, 李健次, 福本泰知, 坂本道男, 渡辺糺, 鈴木快輔

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ジャーナルフリー

1986 年 46 巻 6 号 p. 885-889

DOI https://doi.org/10.14930/jsma1939.46.885

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抄録

胃平滑筋肉腫の2例について報告する.症例1は, 74歳男性.黒色便を主訴に来院.内視鏡的生検にて胃平滑筋肉腫と診断.胃切除術を施行したが, 肝転移により, 術後2年1カ月で死亡.症例2は, 44歳男性.左上腹部腫瘤を主訴に来院し, 生検にて胃平滑筋肉腫と診断胃切除と肝左葉切除を施行したが, 術後88日で死亡.以上の2症例について, 胃平滑筋肉腫の診断および治療につき, 文献的考察を加え報告する.

責任著者(Corresponding author)

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