2017 年 55Annual 巻 4PM-Abstract 号 p. 343
消化管機能性疾患はよく遭遇する疾患である。診断の世界標準は内圧検査とバロスタット検査であるが、特殊検査であり我が国では普及していない。内圧検査の代用として超音波やMRIによる画像診断が使われるが精度は必ずしも高くなく、バロスタットの代用検査は存在しない。我々は、3D内視鏡を開発した。計測精度が高く内圧検査やバロスタット検査の代わりとなることが期待される。我々は3D内視鏡の基本性能として、面積、容積、運動を計測する機能を検討したので報告する。