生体医工学
Online ISSN : 1881-4379
Print ISSN : 1347-443X
ISSN-L : 1347-443X
冗長計測値を用いた力計測の精度向上
比嘉 昌速水 隆太郎
著者情報
ジャーナル フリー

2019 年 Annual57 巻 Abstract 号 p. S232_1

詳細
抄録

力の計測装置としては、歪みゲージを用いたロードセルが広く使われている。その他、静電容量変化を利用した薄型センサや、圧抵抗効果を利用した圧センサなども市販されている。本研究では、磁力によるHall 効果を利用したHall Effect Sensorを使用し、3次元の力を計測するシステムの構築を目的とする。3次元デジタルHall Effect Sensorと永久磁石のペアを適切な位置に配置し、3ペア方向を変えて配置した3軸力センサを設計した。また地磁気の除去のため、磁石から離れた位置に、リファレンスセンサとしてサ単体で配置した。それぞれのセンサからの入力信号の数による測定精度の違いについて検討した内容について報告する。

著者関連情報
© 2019 社団法人日本生体医工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top