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脳磁図の実用化
丹羽 真一四元 秀毅
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キーワード: 脳磁図, 誘発磁場, てんかん
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1988 年 2 巻 10 号 p. 667-675

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抄録
1986年頃より7チャネルの脳磁図測定システムが実用化され使われ始めている. それが用いられている分野には, 誘発磁場(ERF)を記録する神経心理学的な研究や, てんかんの診療などがあり, 現在米国, フィンランド, イタリア, 日本などで研究が進んでいる. 今後さらに実用化が進むためには, dc-SQUIDの発展による感度の向上と, 同時に記録できるチャネル数の増加が必要である. 脳磁図は非侵襲的な脳機能検査手段として大いに期待される.
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© 日本生体医工学会
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