人間の手の技能はどのようにして獲得されるか ―ニューラルネットワークの運動制御への応用―

鈴木 良次; 川人 光男; 宇野 洋二

doi:10.11239/jsmbe1987.2.676

人間の手の技能はどのようにして獲得されるか

―ニューラルネットワークの運動制御への応用―

鈴木良次, 川人光男, 宇野洋二

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キーワード: 運動制御, 神経回路, 学習, 逆伝播法, 最適制御, 手の技能

ジャーナルフリー

1988 年 2 巻 10 号 p. 676-682

DOI https://doi.org/10.11239/jsmbe1987.2.676

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抄録

未熟な段階ではフィードバック制御に頼っていた随意運動が, 習熟とともにフィードフォワード制御に移行する過程を, 神経回路モデルとして具体的に示した. ついで, 技能習得の過程が, 一般に意識的行動が無意識化される過程としてとらえられること, 無意識化が神経回路の自己組識として理解しうることを述べた.

責任著者(Corresponding author)

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