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高速赤外サーモグラフィ
―温度からみた動的生理機能画像の将来性―
藤正 巖鎮西 恒雄阿部 裕輔渥美 和彦
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1988 年 2 巻 3 号 p. 180-184

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抄録
赤外サーモグラフィ法は高速画像の時代に入った. 熱の動画像から一体どのような生理機能が抽出できるであろうか. この論文は, 筆者らのチームが世界で初めて試みる, 時系列でとらえた熱画像の処理から描き出される生理機能の可能性について述べたものである. まだ, どのような機能が抽出されるかは明瞭とはいえない領域ではあるが, 生体の恒常性維持に関連した多くの機能を表わしうる魅力的な潜在能力を秘めている.
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© 日本生体医工学会
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