主催: 一般社団法人廃棄物資源循環学会
会議名: 第29回廃棄物資源循環学会研究発表会
回次: 29
開催地: 名古屋大学東山キャンパス
開催日: 2018/09/12 - 2018/09/14
廃棄物発電施設は、エネルギー拠点として市場のデマンドに応じた送電量のコントロールが求められている。そこで、当社では計画のごみ処理量を確保し、売電収入を最大化した運転計画を自動策定するシステム“WtE-SAULS”を開発した。計画の実現のために、ボイラ主蒸気流量の更なる安定性と負荷変動時の追従性向上を目的に当社独自の自動燃焼制御技術である「Smart-ACCR」の高度化に取り組んでおり、その機能の一つとして、ごみの乾燥工程における情報をもとに主蒸気流量の変動の予測を行う“Smart Foresight”という予測技術を開発した。今回、この予測技術にもとづいた制御ロジックを構築し、実機投入して運転を行うことで、主蒸気流量の安定性向上に関する検証を行った結果を報告する。