主催: 一般社団法人廃棄物資源循環学会
会議名: 第29回廃棄物資源循環学会研究発表会
回次: 29
開催地: 名古屋大学東山キャンパス
開催日: 2018/09/12 - 2018/09/14
静脈物流の輸送効率化は運輸部門における二酸化炭素排出量に貢献するとともに廃棄物の再資源化や適性処理の確保のために重要な課題である。本研究では、産業廃棄物処理業者の実績データを用いて搬出頻度とロットの関係からモーダルシフト可能量を推定した。その結果、搬出頻度緩和に伴うロット拡大により車両の大型化や船舶へのモーダルシフトされることで、輸送効率度合を示す運搬費用及び二酸化炭素排出量でそれぞれ60%、20%の削減を見込めることを明らかにした。