廃棄物資源循環学会研究発表会講演集
第35回廃棄物資源循環学会研究発表会
セッションID: A2-4-O
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A2 ごみ発生・排出抑制(2)
惣菜・洗剤類等の量り売り・マイ容器による購入:全国的な実態と受容可能性
*山川 肇
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抄録

本研究では、量り売りの惣菜及び液体の調味料・洗剤・ボディケア商品等をマイ容器で購入する行動に焦点を当てて、その全国的な実施状況と受容可能性を明らかにすることを目的として調査を行った。その結果、惣菜類の実施率が2~3割と高めで、量り売りの商品をマイ容器で買えるようになった場合にある程度実行できる人の割合(実行可能性)は6割弱、あまりできないと思う人も合わせた割合(許容性)は8割弱とかなり高いことが明らかとなった。一方、液体調味料・洗剤類等の実施率はいずれも1割前後と低いが、実行可能性は2~3割、許容率も4割前後と必ずしも低くないことがわかった。あわせて関連するマイ容器による販売事例の存在を報告した。

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© 2024 一般社団法人 廃棄物資源循環学会
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