会議名: 日本機械学会 関西支部第97期定時総会講演会
開催日: 2022/03/16 - 2022/03/17
インフラ構造物などの鋼構造物では長期間の使用により,経年劣化による欠陥や損傷に起因する構造物の強度低下が問題視されている.インフラ構造物の健全性を維持するために着目すべき劣化因子の一つに構造部材に発生・進展する疲労き裂がある.本手法では,構造物に対して広範囲の応力評価が可能となる.本手法では,構造物に対して広範囲の応力評価が可能となる.本手法より得られた応力から,破壊力学パラメータである応力拡大係数範囲を算出することができる.本研究では,赤外線サーモグラフィや光学カメラ,磁粉探傷試験を用いたき裂先端特定の高精度化や,実橋梁での現場実験および室内実験における疲労き裂の進展性評価を検討した.