関西支部講演会講演論文集
Online ISSN : 2424-2756
セッションID: 30302
会議情報

六面体自動要素分割を適用したCADモデルによる多条ねじの力学特性
*金原 樹生野村 昌孝堤 成一郎
著者情報
会議録・要旨集 認証あり

詳細
抄録

ねじのゆるみや折損は部品脱落などの事故につながる恐れがあるため,力学特性の高精度な評価が重要である.そのため,著者らは3次元ねじ山らせんモデルを手動でモデリングする方法を開発し, 有限要素解析を行ってきた1).しかし, この手法では膨大な時間がかかり,形状によっては正確なモデルではない短所が挙げられる.また,使用頻度の高い1条ねじが対象の場合が多く,多条ねじに関する研究はあまり行われていない. そこで,本研究ではCADソフトを用いた精密な多条ねじのモデルで解析し,多条ねじの力学特性を明らかにする.

著者関連情報
© 2023 一般社団法人 日本機械学会
前の記事 次の記事
feedback
Top