日本機械学会九州支部講演論文集
Online ISSN : 2424-2780
セッションID: K26
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K26 ネットワーク社会における使用者責任と技術者倫理(K2 技術と社会)
堀田 源治
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抄録
ネットワークによる被害に対しては、傷害を伴わないという認識の下に対処が遅れがちである。これは情報技術による価値の抽象化がリスクの仮想化と共有化を生み、加害者は痛みを感じず、被害者も危険意識が低いことによる。このなかで技術者は技術の使用者としての倫理的立場を明らかにし、使用者責任を加えた新たな安全活動を展開する必要がある。
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© 2007 一般社団法人 日本機械学会
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