M&M材料力学カンファレンス
Online ISSN : 2424-2845
セッションID: 812
会議情報
812 X線CTを用いたアルミニウム合金ダイカストの信頼性評価(産学連携ポスターセッション)
吉川 暢宏半谷 禎彦桑水 流理宇都宮 登雄北原 総一郎
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録
ダイカストにおける空洞欠陥の発生は避ける事が困難であり,製品の品質を著しく損なう可能性がある.製品としての信頼性を得るためには,空洞欠陥の発生位置や大きさを把握し,それらを制御することが必要となる.X線CTは非破壊で製品内部の空洞欠陥を観察可能なので,製品の品質検査ばかりでなく,鋳造法案策定の際にも威力を発揮する.そのため,今後そのニーズは益々高まると考えられる.本研究は3大学と1企業が連携し,それぞれのシーズを融合した研究を行い,X線CTを用いてダイカストの空洞欠陥対策や信頼性向上に寄与するものである.
著者関連情報
© 2007 一般社団法人 日本機械学会
前の記事 次の記事
feedback
Top