M&M材料力学カンファレンス
Online ISSN : 2424-2845
セッションID: GS0902
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GS0902 マスターカーブ法による破壊靱性値曲線の合理的設定法の提案 : その1 国産原子炉圧力容器鋼に対するマスターカーブ法の適用性(GS09-01 破壊力学・き裂進展1,GS09 破壊力学・き裂進展)
三浦 直樹曽根田 直樹澤井 周酒井 信介
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抄録
従来、原子炉圧力容器鋼の破壊靭性評価には温度に対する破壊靭性の下限包絡線を用いていたが、近年、破壊靭性が本来有する統計分布特性を考慮して信頼限界を定める、いわゆるマスターカーブ法が提案された。国産原子炉圧力容器鋼を対象とした体系的な破壊靭性試験を行い、破壊靭性のばらつきがワイブル分布に適合すること、試験温度や試験片形状寸法に依存しない材料固有のマスターカーブを決定できることを明らかにした。
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© 2008 一般社団法人 日本機械学会
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