M&M材料力学カンファレンス
Online ISSN : 2424-2845
セッションID: GS0903
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GS0903 マスターカーブ法による破壊靱性値曲線の合理的設定法の提案 : その2 信頼性工学に基づくマスターカーブ破壊靱性値曲線の提案(GS09-01 破壊力学・き裂進展1,GS09 破壊力学・き裂進展)
澤井 周酒井 信介三浦 直樹曽根田 直樹
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抄録
国内の原子炉圧力容器鋼に対しマスターカーブ法による健全性評価を適用するにあたり,試験サンプル数の低減が大きな課題である.マスターカーブ法による破壊靭性の信頼下限の評価においてサンプル数の低減・試験結果のばらつきを考慮するため,破壊靭性の統計分布特性を踏まえたより合理的かつ安全性を確保した破壊靱性値曲線の設定方法を提案し,過去の試験データを比較して,十分信頼性を確保できること,サンプル数を低減できることを示した.
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© 2008 一般社団法人 日本機械学会
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