M&M材料力学カンファレンス
Online ISSN : 2424-2845
セッションID: GS0904
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GS0904 クラックアレスタ(円孔)における脆性破壊挙動のC.G.S.法超高速度観察(GS09-01 破壊力学・き裂進展1,GS09 破壊力学・き裂進展)
西岡 俊久大宅 貴志藤本 岳洋岡本 五郎
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抄録
クラックアレスタの一つとして構造物中に小さな円孔を開け、進展き裂を円孔へ誘導し応力集中を緩和させる方法がある。部材内での発生が予想されるき裂進展挙動に対して、適切な箇所に適切な大きさの円孔を配置することができれば部材強度を保持しつつ、き裂進展現象を防ぐことが期待できる。本実験では準静的荷重を試験片に加えることで高速き裂進展を発生させ、径の異なったストップホールがき裂進展に及ぼす影響とき裂進展の停止・再進展の様子を明らかにするためC.G.S.法を用いた超高速度観察を行った。き裂進展する以前のJ積分値が約15000〜約20000(N/m)の値のときストップホール径を1.5mm以上にした場合き裂進展を停止できる結果となった.
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© 2008 一般社団法人 日本機械学会
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